皆さん、病気になってから治療を受けるより、病気にならないように心身の健康を保つ方が良いと思いませんか？
私は、延命だけでなく出来る限り健康で社会生活が送れる事を目標とした未病医学を目指しています。
その一環として、石原式メデイカルカッピングを考案しました。
カッピング（吸玉）は薬がない古代においてアフリカ大陸、ヨーロッパ、東南アジアなどで行われていた治療法で、現代でも代替医療としてヨーロッパの国々でも行われています。
古代から現代まで人間の心身のストレスにより健康を損なうと病気になる事は普遍だと思います。
では、どうしてストレスが病気の原因になるかと言いますと、「過度なストレスやプレッシャーで緊張や焦り、睡眠不足によって自律神経のバランスが悪くなり血管が収縮する事で毛細血管の血流が低下します。その結果、細胞の機能が減衰して病気・老化の原因となる」と考えています。

また、東洋医学では「頭寒足熱」が健康といわれていますが、頭や気の使い過ぎで緊張が続くと自律神経のバランスが崩れ「のぼせ・冷え」の症状が現れ「頭熱足寒」の状態になります。
更に、寝る前に頭が冷えていると眠くなりますが、のぼせて頭が熱くなると睡眠が浅くなります。
この睡眠不足が長く続くと、慢性疲労症候群と言って「だるい、元気が出ない、集中力や記憶力の低下、イライラしやすい」などの症状がでます。

当院では未病療法の一環として、のぼせをとって睡眠を深くする事で自律神経の調整をし、毛細血管の血流を良くするために2002年より石原式メデイカルカッピングを行っています。

“西洋医学的には”

ストレスがかかると自律神経のバランスが悪くなり、血管が収縮して、毛細血管の血流が減少します。その自律神経を調節しているのが視床下部です。視床下部は本能・感情の脳である大脳辺縁系の影響を受けます。
そして大脳辺縁系は知性・理性の脳である大脳新皮質（哺乳類にしかありません）の影響を受けています。

簡単に説明しますと、ストレスがかかっても理性的に対処している時は問題ありませんが、感情が強くなると大脳辺縁系、更に視床下部に悪影響をおよぼして自律神経のバランスが崩れます。

特殊な細い針で背中や足に深さ1mm程度穿刺し、その上にカップをつけて、その中を真空にし血液を抜く瀉血療法です。そうする事で、冷えやのぼせ・むくみの改善、肩こりや腰痛の軽減、自律神経の調整を促します。

メディカルカッピングにより自律神経を整え血管が拡張し全身の毛細血管の血流が良くなるため、血液が体の隅々まで流れるようになります。
さらに、皮膚から血液と組織液（老廃物や二酸化炭素などを含む体液）を抜く瀉血で老廃物の排出が促進されて、栄養素や酸素が細胞に行き渡りやすくなります。その結果、新陳代謝が上がり体温も上がります。

心身ともに元気になれる代替医療の治療法の一つ、それが石原式メディカルカッピングです。

血流が悪くなる原因

• 過度な飲酒、喫煙
• 運動不足、睡眠不足
• ストレス　生活習慣病による動脈硬化

などの原因で毛細血管が細くなり血流が悪くなります。

治療後、当日のご注意

• 飲酒はお控えください
• 食事は腹八分目にしてください
• 入浴は差し支えありませんが、長湯は控えてください
• 激しい運動は控えてください

好転反応について

好転反応とは、治療によって自然治癒力が高まり、新陳代謝が良くなると共に解毒作用のため一時的に起こる症状です。この反応は体調が良くなると自然に消失しますので、ご心配はいりません。

• 治療部位が痛くなる、かゆくなる、時に水泡となる
• めまいがする、ふらつく
• 熱っぽくなる、だるくなる、眠たくなる

水泡ができる原因

血流が悪く組織液が多い場所に水泡ができます。入浴の時、強く擦らないでください。水泡ができる方は日頃水分を飲み過ぎている「水毒」の体質ですので水分の飲み過ぎに注意してください。

• 抗血栓剤（ワーファリン、プラビックスなど）を服用の方
• 妊娠している方
• 出血傾向のある病気の方（白血病、肝硬変など）
• 虚弱体質の方
• 感染性皮膚疾患の方（ヘルペス、伝染性膿痂疹、伝染性軟属腫など）
• 貧血が著しい方（ヘモグロビンが8.0以下）

• 1毛細血管の血流をよくする為に、額に汗をかく程度の運動をしましょう。
• 2寝つきが悪い方は、睡眠の30分前から後頭部や頭のてっぺんに冷えたアイスノンを冷やすか頭を冷やす帽子（アイスビニー：当院で購入できます）をかぶって、くつろいで眠くなったらベッドに入ってください。
• 3のぼせのある方は長湯は避けてください。長湯をするとのぼせて寝つきが悪くなります。
• 4水分の飲み方は、喉が渇いたら一口ずつ飲みましょう。一気に飲みすぎると水毒になりやすいです。（水毒とは東洋医学で水分の飲み過ぎで体内に余分な水分が溜まった状態を言います）
• 5身体を冷やす食品は白砂糖、麦系（パン・ビール・ウイスキーなど）夏の果実など、身体を温める食品は米系（玄米・白米・日本酒など）、冬の果実です。ご自身の体調や季節に合わせて食事を選んでください。
• 6身体が欲している食材を摂る事が重要です。ただし、ストレスや緊張状態で身体が本当に必要としている食品を間違う事がありますので、今日は何を食べたいの？と体に聞いてください。
• 7自分にプレッシャーを与える意識は捨てましょう「…しなければならない」ではなく「…しましょう」と思うだけで緊張が取れます。
• 8精神的に辛い時は、もう一人の自分と会話をしてみましょう。
• 9何事も良い加減で暮らしてみてはどうでしょうか。
• 10下半身の冷え・足のむくみ・足がつる方は腹巻きや長ズボンの寝巻きで寝てください。

カッピング前後の自律神経のバランスと末梢血流量の変化を測定して統計学的に解析しました。カッピングにより自律神経のバランスが良くなり、毛細血管を含む末梢血流量が増えました。いずれも統計学的に有意差を認め、石原式メディカルカッピングは科学的に有効な治療法と考えます。

ご予約：03-5423-5560

メディカルカッピングは完全予約制です。電話か受付窓口でご予約ください。
キャンセルされる場合は、前日までにご連絡して下さい。
■メディカルカッピング 30分 … 9,900円（税込）※カードはご使用になれません。

初回の方へ

初回の方は、月曜日の午後はご予約出来ません。
初回のみ予約時間の30分前にご来院頂き、石原式メディカルカッピングの説明と医師の診察を受けていただきます。