ごあいさつ
日本は世界有数の長寿国になりました。
それは昭和33年に国民皆保険制度ができたおかげで、医療機関にかかりやすく、病気の診断・治療を多くの方々が受けられるようになったためです。
また、健康診断・人間ドックなどにより早期に病気を発見できるシステムが普及し、更に予防医学が進歩した事も要因です。
私は、長年病院に勤務して癌などの多くの重症患者さんを診て参りましたが、平成9年に開業して気が付いた事は「病気(不健康)になる前に発病を予防する事が健康寿命を延ばす」と考えるようになりました。
寿命を延ばすには、西洋医学の検査・診断・治療が必要です。更に、健康寿命を延ばすためには、病気になる前に健康に戻す「未病医学」も大事であると考えています。
私は、西洋医学の診療と未病医学の療法で皆さんに出来る限り健康寿命を延ばして頂きたいと願っています。
【新型コロナウイルス感染症の予防法】
予防には感染予防と発病予防の2種類があります
1.感染予防:感染させない・感染されない
- ①唾液による感染が多いので、話をする時はマスクをする
- ②唾を飛ばさないように、大声でしゃべらない、口を大きく開けて笑わない
- ③帰宅したら、手や腕・顔を石鹸で洗う
- ④目からの感染も多いので、人と会う時はコンタクトではなく眼鏡をして飛沫を防ぐ
- ⑤コンタクトを外す・装着する前に、手指を消毒する
- ⑥ペットボトルは感染源にもなるので、口をつけずに飲むか持ち歩かない
2.発病予防:感染しても発病しないために自己免疫力を上げる
“冬は気温が下がって免疫力が低下します。更に空気が乾燥するのでウイルスが蔓延しやすくなるので、夏・秋の間に免疫力を上げましょう”
- ①血流を良くして体温を上げるために、適度な運動・日光浴・入浴・クーラーで身体を冷やしすぎない(体温が下がると免疫力が低下します)
- ②熟睡する(風邪は寝て治せと言います)
- ③深酒はしない(飲みすぎは免疫力を下げます)
- ④高血圧や糖尿病などによる動脈硬化は重症化の危険因子の一つであるため、血圧を上げない・食べ過ぎない・太らない・適度な運動をする
石原内科クリニックおよび
未病医学院 琉球温熱療法白金台
院長 石原潤一